2012年12月06日
今日は新築中の現場に重要な作業をやりに来ました。
この建物は鉄骨構造なので写真にある8本のボルトを用いて鉄骨の柱と結合させます。
その際に最も重要な役割を占めるのが、その中央にある鉄筋です。
この現場では5本の鉄骨の柱を立てます。その鉄骨の柱の高さを均等に保つため、または鉄骨の建て直しの作業性をよくするためにも「まんじゅう」を作ります。
その「まんじゅう」の最も重要な役割を果たすのがこの鉄筋なのです。
まずは、レベル(高さを確認する機械)で高さを確認して鉄筋を切断をします。
当然5箇所共、均等な高さになるまで、何回も何回もレベルで確認しながら、削っていきます。
そして最後にグラウト(無収縮モルタル)で成形をして完了です。
この形が「饅頭」に似ているから「まんじゅう」・・・だと思います。
なのでこの鉄筋の切断で高さが合っていないと鉄骨の柱の高さはバラバラになり、梁などの部材の接合が上手くいきません。
鉄骨の柱が立ってしまえば隠れてしまうところですが、ここが鉄骨造の重要なところであり、建物の精度が決まる大切なところです。
今日の作業の良し悪しの結果は来週に分かりますが当然、自信マンマンです!
近藤誠人
株式会社近藤建設 代表取締役
芦屋生まれの芦屋育ちです。
血液型はAB型ですが、よくA型に近いAB型と言われます。仕事以外の趣味は「食」「車」「ゴルフ」「旅行」で人生を謳歌しています。詳細はブログにて・・・。