株式会社近藤建設社長近藤誠人のオフィシャルブログ

2018年12月アーカイブ

年末年始のお知らせ

 

誠に勝手ながら平成30年12月29日(土)から平成31年1月6日(日)まで休業とさせていただきます。

 

☆平成31年1月7日(月)8:30より通常営業致します。

来年もより一層のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

C値の測定結果。

W邸(ZEH住宅)のC値(住宅における相当隙間面積)の測定を行いました。

 

このC値は値が小さいほど住宅の隙間が少なく、気密性が高い住宅であることを表します。

気密性とは住宅の熱効率や省エネルギー効率に影響します。

床や壁の断熱効果と気密性が高いほど冬は熱が逃げないので暖房効率が良くなり、夏は空調の効きが良くなります。

 

例えば、延床面積が40坪(132m2)の場合ならC値が5.0㎝²/㎡なら相当隙間面積は660㎝²(はがき約4.5枚相当の隙間)C値が2.0㎝²/㎡なら相当隙間面積は264㎝²(はがき約1.8枚相当の隙間)となります。

 

C値は1.0㎝²/㎡以下であればカナダの省エネ基準と同じとなり、0.7㎝²/㎡以下であれば優れた高気密高性能住宅と言われています。

 

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まずは測定装置を設置します。

 

 

この測定装置はファン(送風機)で建物内の空気を外に排気して室内の気圧を測定します。

「外に出した空気の量」「室内と外気との気圧差」を測ることで「隙間面積」を計算します。

 

 

 

 

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ファンが回り数分もすれば測定結果が出ました。

 

 

C値=0.38㎝²/㎡ 

(表示は繰り上げで0.4㎝²/㎡)

 

 

 

 

なかなかの数値が出ました。

これも大工さんの努力と優れた施工技術の賜物であり、僕のきめ細やかな施工管理の結果でもあります(笑)

 

隙間の面積を計算すると・・・

143.93㎡(延べ床面積)×0.38㎝²/㎡(相当隙間面積)=54.69㎝²(総相当隙間面積)

(表示は繰り上げて55㎝²)

 

 

この住宅全体で名刺サイズ程度の隙間しかないと言うことです。

 

 

C値は0.38㎝²/㎡

UA値は0.42W/㎡K

BELS評価は☆☆☆☆☆(☆5)

 

どんな高気密高性能住宅になるか完成が楽しみです!

 

吹き付け発砲タイプ断熱材。

 

順調に工事が進んでいるZEH住宅のW邸です。

 

 

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屋根裏に現場発泡吹き付けウレタン断熱材アイシネンLDフォームを吹き付けました。

 

この断熱材は低密度ウレタンでありながらも非吸水性が高く、柔軟性や形状安定性が優れ断熱欠損による結露やカビを防ぎます。

 

また構造体に追従するので剥離や脱落の心配もありません。

 

 

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吹き付けがウレタン作業が完了するとこんな感じでモコモコになります。今回の吹き付けの厚みは200mm!

 

 

 

屋根裏の高い断熱性と気密性を約束します!

 

 

 

 

 

 

降水確率。

 

今日からW邸の土台敷きです。

昨日の天気予報では曇りのち雨・・・マジか!

降水確率70%・・・勘弁してよ。

 

雨養生はしてましたが、作業中に雨が降ると困りますよね。

 

作業を延期するか・・・小雨なら決行するか・・・悩みながら不安な朝を迎えましたが・・・。

 

 

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朝日が!

 

 

眩しいくらいに日が差していました。

 

 

 

これなら問題なく作業は出来そうです。

 

 

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天候に悩まされることなく本日の予定作業まで無事、完了しました。

 

明日から建て方です。

 

このまま順調に進むことを願っています。

・・・っが明後日の天気予報はまたもや曇りのち雨!